実のところ民間航空機が着水した最近の事例を見る限り、救命胴衣のお陰で命拾いしたというケースは一件もない
ーとのことです。
緊急時に座席下の救命胴衣を探して装着するのって難しい、というか不可能じゃないですか?
「ハドソン河の奇跡」みたいに「これから着水するぞ~」と心構えが出来てればまだ、奇跡が起こる可能性があるらしいですけど。
それでも150人の乗客中で装着してたのは33人。さらにウエスト部分のストラップをちゃんと閉めてたのは4人にすぎないとか。
この事故を受けて現行の基準は適当でないと言われたというのも皮肉ですね。
ハドソン河の奇跡
2009年ニューヨーク発シャーロット経由シアトル行きのUSエアウェイズ1549便が、ハドソン河に緊急着水した航空事故のこと。乗員・乗客全員無事だったことからニューヨーク州知事が「Miracle on the Hudson」と呼んだそうです。
まさに奇跡の図。しかも全員無事ですからね
CAが一生懸命説明してくれるので毎度聞き入ってますけど、ずーっと「これいざって時に装着出来るだろうか?」
って思ってたんですよね。
・・・やっぱり。かなり高度な技なんですね。救命胴衣装着。
緊急時はなにより「火災」が一番考えられる。だから救命胴衣にかまけてるよりも、一刻も早く離れるのが重要なケースが大半だとか。
しかたないですね。その時は運に任せるしか。
ではまた!
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