この電車に乗ればいいのか?
行先が終点駅の「ファランポーン駅」ならば躊躇しまい、そのまま座って乗って行けばいいんだから。
ただオレが行くのは「バンスー駅」
そう、途中下車だ。
2017年【タイ国鉄SRTで行く!バンスー駅】ドンムアン空港駅から
じつのところ大きい駅なのか急行なんかには素通りされちゃう程度の駅なのか知らない。まぁMRTの新線の「パープルライン」が連絡するんだから、そこそこ大きいんだろう。
けど行ってみない事にはなんとも言えないし。文字はタイ語だし・・
乗る電車はあってるようだ。次は降りる時だな・・気が抜けない。
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熱い風を掻きまわして進むタイ国鉄
外はとてつもなくいい天気だ。車内には物売りの天秤担いだおばさんが行きかう
いかにも重そうに緩々と動きだした。車内は以外や満員状態。
そこへ一つ席を見付けた。隣りは子供・・
「皆、長距離を乗り継いできたんだろうか疲れの出てる乗客も少なくない」
とうとう乗ったなタイ国鉄、それも3等車両。頭上では扇風機が涼を送ってくれようとしてるが、ここは気持ちだけ頂いておこう。
この数字は各々ふってあったので 座席番号のようだ。窓はピシッと光線を遮るアルミ製のブラインドが備わってる。オレは景色を見たかったんだがなぁ。。
何度か停車しいよいよ「バンスー駅」がせまる
駅を前にして減速して止まるのかと思うと動いたりと、どっちなんだかはっきりしないトリッキーな動きを見せるSRT(タイ国鉄)。
おなけにアナウンスなんてものはありゃしないので、各自が目的地に着いたら降りるだけだ。
タイ人はそれでいいだろうがオレはそうはいかないぞ。
そこで前の席に乗ってきた30代くらいのお姉さんとそのお母さん風の二人に、
「バンスーは次でいいのか?」 と聞いてみた。
次が「バンスー駅」らしい
2人もすぐには分からなかったがどうやら次でよさそうだ。一応「ドンムアン空港駅」から数えてたので当たりは付けていた。
(それでもトリッキーな動きするんで分からなくなっちゃったが)
よし徐行し出した。「停まるのか? それとも進むのか?」
はっきりしないんだなタイ国鉄。気が気じゃぁない。最悪ファランポーン駅まで行くか? 自信ないなぁ。
停まりそう。お姉さんが「ここだよ」という目をしている。
ささっと立って出口へ。
出口、ずーっとドアを閉めずに走ってるので降りるだけだ。
ただ、かっちり停車する前だったので降り立ったとき、かすかに車両が動いていた。
ここが「バンスー駅」だ。線路を渡りホーム改札へと進む。田舎の風情でのどか。
よし次はシャトルバスを見つけてMRT「タオプーン駅」だな。
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